医療レーザー脱毛は、近年ますます人気が高まっている脱毛方法です。
従来の光脱毛よりも効果が早く、完全な脱毛も期待できることから、多くの人が医療レーザー脱毛を選択しています。
しかし、一口に医療レーザー脱毛と言っても、実は様々な種類の機器があり、それぞれ照射方式が異なります。
照射方式によって、効果や痛み、肌への負担などが異なるため、自分に合った機器を選ぶことが大切です。
この記事では、代表的な2つの照射方式である**蓄熱式(SHR)と熱破壊式(HR)**について、それぞれの仕組み、メリット、デメリットを詳しく解説します。
1. 蓄熱式(SHR)
蓄熱式(SHR)は、毛根ではなく、毛包全体をゆっくりと温めることで、毛根の成長を抑制する脱毛方式です。
熱破壊式(HR)に比べて痛みや肌への負担が少なく、日焼け肌にも施術可能です。
仕組み
蓄熱式(SHR)は、低出力のレーザーを連続照射することで、毛包全体の温度を徐々に上げていきます。
毛包全体の温度が40度前後に達すると、毛根の成長に必要なタンパク質が変性し、毛根の成長が抑制されます。
メリット
- 痛みや肌への負担が少ない
- 日焼け肌にも施術可能
- 産毛にも効果がある
- 施術時間が短い
デメリット
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 毛質や肌質によっては効果が出にくい
- 完全な脱毛には至らない場合がある
2. 熱破壊式(HR)
熱破壊式(HR)は、高出力のレーザーを毛根に直接照射し、毛根を破壊する脱毛方式です。
蓄熱式(SHR)に比べて効果が出るのが早く、完全な脱毛が期待できます。
仕組み
熱破壊式(HR)は、高出力のレーザーを毛根に直接照射し、毛根を瞬間的に破壊します。
毛根が破壊されると、毛は自然に抜け落ち、新しい毛が生えてくることはありません。
メリット
- 効果が出るのが早い
- 完全な脱毛が期待できる
- 太い毛にも効果がある
デメリット
- 痛みがある
- 肌への負担が大きい
- 日焼け肌には施術できない
自分に合った照射方式を選ぶ
蓄熱式(SHR)と熱破壊式(HR)には、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分に合った照射方式を選ぶためには、以下の点を考慮しましょう。
- 予算
- 痛み
- 効果
- 脱毛したい範囲
- 毛質
- 肌質
複数の医療機関を比較検討し、カウンセリングを受けて自分に合った照射方式を選ぶことが大切です。
まとめ
医療レーザー脱毛は、ムダ毛をなくすだけでなく、肌をきれいに保ち、自信を高める効果も期待できます。
自分に合った照射方式を選んで、ツルツルな美肌を手に入れましょう。